『ムーミン谷の冬』
2011年11月15日
はじめてムーミンの本を読みました。
「いいな~」と思ったので、本の紹介をしたいと思います。
ムーミン一家は、冬になるとみんなそろって
冬眠をするそうです。そのため「冬」を知りません。
しかし、ある冬、パパもママも眠っているのに・・
なぜか、ムーミンだけが冬眠から目覚めてしまったのです
どうしても眠れない・・・
いつも、あたたかなお日様のもと
大好きなパパとママと仲間たちと毎日楽しく
暮らしていたムーミンが、
突然、経験したことのない寒さにふるえ
お日様のない暗さにおびえ、「孤独」を知ります。
しかも、その気持ちを仲間に打ち明けても
わかってもらえず・・・
(ここが一番悲しいですよね。。。)
とっても悲しい気持ちになるムーミン・・・。
(ああ。。かわいそうなムーミン。。。)
でも、その後、様々な仲間たちと出会い、
はじめての「冬」を時々楽しんだり・・また嫌になったり
しながら「春」を待ちます
話は、とんで終盤。
とうとう待ちに待った「春」がやってきます
クロッカスの芽を見つけて
「この上にガラスをおいてあげましょう。
夜中に寒くなってもだいじょうぶなように。」という台詞に対して、
「いや、そんなことだめさ。自分の力で、のびさせてやるのが
いいんだよ。この芽も、すこしはくるしいことにあうほうが、
しっかりすると、ぼくは思うな」
とムーミン!!(おお~よく言ったぁ)
このお話は、こんな素敵な言葉がポツポツと
ちりばめられています。機会があったら是非手にとってみてください。
(そして、そして、ヤンソンの挿絵がまたいい!
時間をかけて、見入ってしまうくらい素敵です
今度画集さがしてみよ~)
「いいな~」と思ったので、本の紹介をしたいと思います。
ムーミン一家は、冬になるとみんなそろって
冬眠をするそうです。そのため「冬」を知りません。
しかし、ある冬、パパもママも眠っているのに・・
なぜか、ムーミンだけが冬眠から目覚めてしまったのです
どうしても眠れない・・・
いつも、あたたかなお日様のもと
大好きなパパとママと仲間たちと毎日楽しく
暮らしていたムーミンが、
突然、経験したことのない寒さにふるえ
お日様のない暗さにおびえ、「孤独」を知ります。
しかも、その気持ちを仲間に打ち明けても
わかってもらえず・・・
(ここが一番悲しいですよね。。。)
とっても悲しい気持ちになるムーミン・・・。
(ああ。。かわいそうなムーミン。。。)
でも、その後、様々な仲間たちと出会い、
はじめての「冬」を時々楽しんだり・・また嫌になったり
しながら「春」を待ちます
話は、とんで終盤。
とうとう待ちに待った「春」がやってきます
クロッカスの芽を見つけて
「この上にガラスをおいてあげましょう。
夜中に寒くなってもだいじょうぶなように。」という台詞に対して、
「いや、そんなことだめさ。自分の力で、のびさせてやるのが
いいんだよ。この芽も、すこしはくるしいことにあうほうが、
しっかりすると、ぼくは思うな」
とムーミン!!(おお~よく言ったぁ)
このお話は、こんな素敵な言葉がポツポツと
ちりばめられています。機会があったら是非手にとってみてください。
(そして、そして、ヤンソンの挿絵がまたいい!
時間をかけて、見入ってしまうくらい素敵です
今度画集さがしてみよ~)
児童文学の可能性
2011年09月21日
最近、密かに目標を立てています。
それは・・・「児童文学」を読破したい、です!
今、手元にある本を集めて写真を撮ってみました↓
(どの本もレベルの高さに驚かされます。私にとってレベルが高いとは・・・
読んでいて「はっ」としたり、考えさせられたりする回数が多い本
ということです。つまり、メッセージ性がきちんとある本ということ。)
前から児童文学は好きでしたが、『モモ』や『ハイジ』など
自分の気に入った本を、繰り返し読んでいました。
最近、臨床心理学者、河合隼雄さんの『子どもの宇宙』という本を
読み返し、あらためて児童文学の可能性を知りました。
本の可能性は、はかりしれません。
私が子どもに語りかける一言よりも、
そっと渡したその本に、何か、何かがあるかもしれないのです。
少しでもその可能性があるのであれば、
「この本を読んだら、きっとあの子も笑顔になるな~」
「この本はあの子、好きそうだな~」
という引き出しを、私の中に作っておきたいな~、
なんて思っています
それは・・・「児童文学」を読破したい、です!
今、手元にある本を集めて写真を撮ってみました↓
(どの本もレベルの高さに驚かされます。私にとってレベルが高いとは・・・
読んでいて「はっ」としたり、考えさせられたりする回数が多い本
ということです。つまり、メッセージ性がきちんとある本ということ。)
前から児童文学は好きでしたが、『モモ』や『ハイジ』など
自分の気に入った本を、繰り返し読んでいました。
最近、臨床心理学者、河合隼雄さんの『子どもの宇宙』という本を
読み返し、あらためて児童文学の可能性を知りました。
本の可能性は、はかりしれません。
私が子どもに語りかける一言よりも、
そっと渡したその本に、何か、何かがあるかもしれないのです。
少しでもその可能性があるのであれば、
「この本を読んだら、きっとあの子も笑顔になるな~」
「この本はあの子、好きそうだな~」
という引き出しを、私の中に作っておきたいな~、
なんて思っています
演劇部の思い出
2011年07月28日
相当はまっています 「ガラスの仮面」
古本屋で少しずつ、集めるのが楽しいのですが・・
それにしても、なかなか古い巻は見つからないです
ガラスの仮面に出てくるマヤちゃんは、演劇が大好きなのですが・・
実は、私も高校の時演劇部を立ち上げたことがあり・・。
「感情を解き放て!!!」
という顧問の先生(現在も現役で役者をやっています!)の言葉が、
ものすご~く印象に残っています!
そして立ち上げの時は
「ね~演劇やりたいんだけど・・やらない?」
と友達に声を掛けると・・・
「やる!やる!」
「じゃ、俺もやる!」
と意外と盛り上がり・・。
3ヶ月後に控えた舞台へ向けて、猛練習が始まったのでした(笑)
当時を思い出すと、みんな素人のくせに勢いだけはあったな~。
顧問の先生にも本当にめぐまれました。
演劇の基礎や、表現方法以外のことは
私たちの、はちゃめちゃな動きを
面白がってくれ、自由にさせてくれました。
すっごいすっごい楽しかった最高の思い出です
・・・ガラスの仮面を語るはずが、私の話になってしまいました
ではまたの機会に。
古本屋で少しずつ、集めるのが楽しいのですが・・
それにしても、なかなか古い巻は見つからないです
ガラスの仮面に出てくるマヤちゃんは、演劇が大好きなのですが・・
実は、私も高校の時演劇部を立ち上げたことがあり・・。
「感情を解き放て!!!」
という顧問の先生(現在も現役で役者をやっています!)の言葉が、
ものすご~く印象に残っています!
そして立ち上げの時は
「ね~演劇やりたいんだけど・・やらない?」
と友達に声を掛けると・・・
「やる!やる!」
「じゃ、俺もやる!」
と意外と盛り上がり・・。
3ヶ月後に控えた舞台へ向けて、猛練習が始まったのでした(笑)
当時を思い出すと、みんな素人のくせに勢いだけはあったな~。
顧問の先生にも本当にめぐまれました。
演劇の基礎や、表現方法以外のことは
私たちの、はちゃめちゃな動きを
面白がってくれ、自由にさせてくれました。
すっごいすっごい楽しかった最高の思い出です
・・・ガラスの仮面を語るはずが、私の話になってしまいました
ではまたの機会に。
『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』
2011年04月08日
最近読んだ本
『ディック・ブルーナ
ぼくのこと、ミッフィーのこと』
(2005年 講談社)
ミッフィーちゃんを描いているディック・ブルーナさんに
色々な質問に答えてもらっている本です。
ブルーナさんの人間味あふれるとってもチャーミングな笑顔がたまりません
本の中で一番印象的だったのは・・
「人が独り立ちするときに必要な勇気や自信は、
幼いころの幸せであたたかさにつつまれた環境に
よって育まれるものだと確信しています。」という言葉です。
以前働いていた職場では、子どもたちと接することが
とても多かったため、幼児期の大切さを実感していました。
そのため、このブルーナさんの言葉がとても響きました。
そして、ブルーナさんが作品を描くときに大切にしていること。
「何かを伝えるために描くとき、その方法はたくさんありますが、
ぼくが求めてきたのはシンプルに描くというやり方です。
シンプルで明快な線で描かれた作品は美しく、力強いものです。
ものがもつ本質が際だっているということです。」
いや~。言葉ひとつひとつが宝物のよう
他にももっとブルーナさんの本を読んでみたいです。
『ひかりのあめふるしま屋久島』
2011年03月23日
本は、図書館で借りる派なので
今まで読んだ大量の本は、ほとんど手元にないのですが
ブログで本を紹介したいな~っと思って本棚をながめてきました
今回紹介するのは、田口ランディーさんの
『ひかりのあめふるしま屋久島』
(平成13年発行 幻冬舎)です
ちょうど昨年の今頃、タイに1ヶ月滞在した時に持って行った本です。
出国当日「さすがに、図書館の本はまずいよね~」(当たり前です!)ってことで、
仕事の合間に、調布のブックオフに走り、本を買いに行きました。
(え~っと、時間がない・・はやく選ばないと。えっと、あ、田口ランディだ。
昔『コンセント』とか読んだな~。屋久島!へ~良さそう)
という出会いでした。
え~前置きが長くなりましたが・・・内容を少しまとめてみました↓
「自堕落な都会人生活」を送り、ミーハーな観光客だった著者が
屋久島の自然に触れて心が洗われていく、という旅エッセイ
屋久島を案内してくれた方は「ガイド」ではなく「先生」というべき人々だった。
著者は「先生」たちと出会い、自然に触れることによって
「自然の中には用意された楽しみなんてない。
自分で発見し、出会う喜びがある。」ということを知り、自分を見つめなおす。
田口さんのエッセイは、どれも本当にバカ正直。
駄目な自分をさらけ出しまくっていて、笑えます
「ものすごい性格の悪い考えをしてしまう自分」って
普通隠しておきたいと思うんですけど・・
田口さんの場合、そこを正直に書いて、そこから出発するというか。
その紆余曲折が読んでいて面白いです。学ぶこと多しです
今まで読んだ大量の本は、ほとんど手元にないのですが
ブログで本を紹介したいな~っと思って本棚をながめてきました
今回紹介するのは、田口ランディーさんの
『ひかりのあめふるしま屋久島』
(平成13年発行 幻冬舎)です
ちょうど昨年の今頃、タイに1ヶ月滞在した時に持って行った本です。
出国当日「さすがに、図書館の本はまずいよね~」(当たり前です!)ってことで、
仕事の合間に、調布のブックオフに走り、本を買いに行きました。
(え~っと、時間がない・・はやく選ばないと。えっと、あ、田口ランディだ。
昔『コンセント』とか読んだな~。屋久島!へ~良さそう)
という出会いでした。
え~前置きが長くなりましたが・・・内容を少しまとめてみました↓
「自堕落な都会人生活」を送り、ミーハーな観光客だった著者が
屋久島の自然に触れて心が洗われていく、という旅エッセイ
屋久島を案内してくれた方は「ガイド」ではなく「先生」というべき人々だった。
著者は「先生」たちと出会い、自然に触れることによって
「自然の中には用意された楽しみなんてない。
自分で発見し、出会う喜びがある。」ということを知り、自分を見つめなおす。
田口さんのエッセイは、どれも本当にバカ正直。
駄目な自分をさらけ出しまくっていて、笑えます
「ものすごい性格の悪い考えをしてしまう自分」って
普通隠しておきたいと思うんですけど・・
田口さんの場合、そこを正直に書いて、そこから出発するというか。
その紆余曲折が読んでいて面白いです。学ぶこと多しです
『ポッケのなかから』
2011年03月22日
大好きな本について。
伊藤まさこさんの『ポッケのなかから』 2004年発行 講談社
という本が大好きです
もう、何回読んだかわからないくらい
繰り返し読んだり、見たり、真似して色々作ったりしています
内容は、伊藤まさこさんと暮らしを共にする「和食器」のことや
「いちごジャム作り」「お香」「冬のおやつ」のこと・・・などです。
この本を手に取ると、南浦和での一人暮らしを思い出します
楽しかったな~
爆笑『ラーメン大好き!!』
2011年02月25日
←最近爆笑したのがこの本。
『ラーメン大好き!!』 東海林さだお編 昭和60年発行
東海林さんの本は、家族で流行ったことがありまして。
たしか私が中学校?くらいの時です。
弟がえらく気に入って、よくケラケラ笑っていました。
で。最近、図書館で見かけて、思わず手に取った『ラーメン大好き!!』。
もう、期待通りでした!!
東海林さん以外にも、我こそラーメン好きという方が熱い想いを綴っていたり
ラーメンやの苦労話、本格ラーメンの作り方・・
中でも一番面白かったのが、「ラーメンの食べ方講座?」(笑)
東海林さんが、先生から、食べ方を伝授されます
「是非それを御伝授願いたいのですが」
「それではですね、実際に食べつつそれを御披露することに致しましょう」
“焼き豚を右上方の位置に安置。
「あとでね」と、詫びるがごとくつぶやいてください。”
(うわ~焼き豚に話しかけてるよ~!!)
ってな感じで、もうものすご~く、真剣、かつバカバカしいんです
ラーメン好きのあなたも、よかったらどうぞ。