たまりば

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『ムーミン谷の冬』

はじめてムーミンの本を読みました。
「いいな~」と思ったので、本の紹介をしたいと思います。

ムーミン一家は、冬になるとみんなそろって
冬眠をするそうです。そのため「冬」を知りません。

しかし、ある冬、パパもママも眠っているのに・・icon25
なぜか、ムーミンだけが冬眠から目覚めてしまったのですface08
どうしても眠れない・・・icon_maro03

いつも、あたたかなお日様のもとicon01
大好きなパパとママと仲間たちと毎日楽しく
暮らしていたムーミンが、

突然、経験したことのない寒さにふるえicon04
お日様のない暗さにおびえ、「孤独」を知ります。

しかも、その気持ちを仲間に打ち明けても
わかってもらえず・・・
(ここが一番悲しいですよね。。。face11

とっても悲しい気持ちになるムーミン・・・。
(ああ。。かわいそうなムーミン。。。)

でも、その後、様々な仲間たちと出会い、
はじめての「冬」を時々楽しんだり・・また嫌になったり
しながら「春」を待ちますhinode






























話は、とんで終盤。
とうとう待ちに待った「春」がやってきますicon31

クロッカスの芽を見つけて

「この上にガラスをおいてあげましょう。
 夜中に寒くなってもだいじょうぶなように。」という台詞に対して、

「いや、そんなことだめさ。自分の力で、のびさせてやるのが
 いいんだよ。この芽も、すこしはくるしいことにあうほうが、
  しっかりすると、ぼくは思うな」

 とムーミン!!(おお~icon_maro04よく言ったぁicon_bikkuri2

 このお話は、こんな素敵な言葉がポツポツと
 ちりばめられています。機会があったら是非手にとってみてください。

 (そして、そして、ヤンソンの挿絵がまたいい!
 時間をかけて、見入ってしまうくらい素敵ですface16
  今度画集さがしてみよ~)
 
 




  


  • Posted by ラスター食糧(株) at 16:55Comments(0)□本

    児童文学の可能性

    最近、密かに目標を立てています。
    それは・・・「児童文学」を読破したいyotsuba、です!

    今、手元にある本を集めて写真を撮ってみましたicon40

    (どの本もレベルの高さに驚かされます。私にとってレベルが高いとは・・・
     読んでいて「はっ」としたり、考えさせられたりする回数が多い本
     ということです。つまり、メッセージ性がきちんとある本ということ。)

















     前から児童文学は好きでしたが、『モモ』や『ハイジ』など
     自分の気に入った本を、繰り返し読んでいました。

     最近、臨床心理学者、河合隼雄さんの『子どもの宇宙』という本を
     読み返し、あらためて児童文学の可能性を知りました。

      本の可能性は、はかりしれません。

     私が子どもに語りかける一言よりも、
     そっと渡したその本に、何か、何かがあるかもしれないのです。

     少しでもその可能性があるのであれば、

     「この本を読んだら、きっとあの子も笑顔になるな~icon_maro08
     「この本はあの子、好きそうだな~icon_chu

     という引き出しを、私の中に作っておきたいな~、
                 なんて思っていますface16
      


  • Posted by ラスター食糧(株) at 18:01Comments(0)□本

    演劇部の思い出

    相当はまっていますicon_bikkuri 「ガラスの仮面」icon_bikkuri2

    古本屋で少しずつ、集めるのが楽しいのですが・・
    それにしても、なかなか古い巻は見つからないですicon10














    ガラスの仮面に出てくるマヤちゃんは、演劇が大好きなのですが・・
    実は、私も高校の時演劇部を立ち上げたことがあり・・。

    「感情を解き放て!!!」

    という顧問の先生(現在も現役で役者をやっています!)の言葉が、
    ものすご~く印象に残っています!

    そして立ち上げの時は
    「ね~演劇やりたいんだけど・・やらない?」
    と友達に声を掛けると・・・

    「やる!やる!」
    「じゃ、俺もやる!」

    と意外と盛り上がり・・。
    3ヶ月後に控えた舞台へ向けて、猛練習が始まったのでした(笑)

    当時を思い出すと、みんな素人のくせに勢いicon12だけはあったな~。
    顧問の先生にも本当にめぐまれました。

    演劇の基礎や、表現方法以外のことは
    私たちの、はちゃめちゃな動きを
    面白がってくれ、自由にさせてくれました。

    すっごいすっごい楽しかった最高の思い出ですicon_bikkuri2

    ・・・ガラスの仮面を語るはずが、私の話になってしまいましたicon10
    ではまたの機会に。  


  • Posted by ラスター食糧(株) at 16:14Comments(4)□本

    『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』











     最近読んだ本yotsuba

     『ディック・ブルーナ 
        ぼくのこと、ミッフィーのこと』
          
        (2005年 講談社)


    ミッフィーちゃんを描いているディック・ブルーナさんに
    色々な質問に答えてもらっている本です。
    ブルーナさんの人間味あふれるとってもチャーミングな笑顔がたまりませんicon06

    本の中で一番印象的だったのは・・
    「人が独り立ちするときに必要な勇気や自信は、
    幼いころの幸せであたたかさにつつまれた環境に
    よって育まれるものだと確信しています。」
    という言葉です。

    以前働いていた職場では、子どもたちと接することが
    とても多かったため、幼児期の大切さを実感していました。
    そのため、このブルーナさんの言葉がとても響きました。

    そして、ブルーナさんが作品を描くときに大切にしていること。
    「何かを伝えるために描くとき、その方法はたくさんありますが、
    ぼくが求めてきたのはシンプルに描くというやり方です。
    シンプルで明快な線で描かれた作品は美しく、力強いものです。
    ものがもつ本質が際だっているということです。」


    いや~。言葉ひとつひとつが宝物のようdiamond
    他にももっとブルーナさんの本を読んでみたいです。





         


      


  • Posted by ラスター食糧(株) at 09:00Comments(0)□本

    『ひかりのあめふるしま屋久島』

    本は、図書館で借りる派なので
    今まで読んだ大量の本は、ほとんど手元にないのですが
    ブログで本を紹介したいな~っと思って本棚をながめてきましたicon16










    今回紹介するのは、田口ランディーさんの
      『ひかりのあめふるしま屋久島』
        (平成13年発行 幻冬舎)
    ですicon12



    ちょうど昨年の今頃、タイに1ヶ月滞在した時に持って行った本です。
    出国当日「さすがに、図書館の本はまずいよね~」(当たり前です!)ってことで、
    仕事の合間に、調布のブックオフに走り、本を買いに行きました。

    (え~っと、時間がない・・icon10はやく選ばないと。えっと、あ、田口ランディだ。
    昔『コンセント』とか読んだな~。屋久島!へ~良さそうicon_maro02
    という出会いでした。
    え~前置きが長くなりましたが・・・内容を少しまとめてみました↓

    「自堕落な都会人生活」を送り、ミーハーな観光客だった著者が
    屋久島の自然に触れて心が洗われていく、という旅エッセイhinode

    屋久島を案内してくれた方は「ガイド」ではなく「先生」というべき人々だった。
    著者は「先生」たちと出会い、自然に触れることによって
    「自然の中には用意された楽しみなんてない。
    自分で発見し、出会う喜びがある。」ということを知り、自分を見つめなおす。


    田口さんのエッセイは、どれも本当にバカ正直。
    駄目な自分をさらけ出しまくっていて、笑えますicon01

    「ものすごい性格の悪い考えをしてしまう自分」って
    普通隠しておきたいと思うんですけど・・
    田口さんの場合、そこを正直に書いて、そこから出発するというか。
    その紆余曲折が読んでいて面白いです。学ぶこと多しですicon_bikkuri2  


  • Posted by ラスター食糧(株) at 18:50Comments(0)□本

    『ポッケのなかから』





















    大好きな本について。

    伊藤まさこさんの『ポッケのなかから』 2004年発行 講談社
    という本が大好きですyotsuba

    もう、何回読んだかわからないくらい
    繰り返し読んだり、見たり、真似して色々作ったりしていますicon28

    内容は、伊藤まさこさんと暮らしを共にする「和食器」のことや
    「いちごジャム作り」「お香」「冬のおやつ」のこと・・・などです。

    この本を手に取ると、南浦和での一人暮らしを思い出しますicon25
    楽しかったな~icon12
      


  • Posted by ラスター食糧(株) at 17:42Comments(0)□本

    爆笑『ラーメン大好き!!』


















     ←最近爆笑したのがこの本。
    『ラーメン大好き!!』 東海林さだお編 昭和60年発行


    東海林さんの本は、家族で流行ったことがありまして。
    たしか私が中学校?くらいの時です。
    弟がえらく気に入って、よくケラケラ笑っていました。

    で。最近、図書館で見かけて、思わず手に取った『ラーメン大好き!!』
    もう、期待通りでした!!icon36
    東海林さん以外にも、我こそラーメン好きという方が熱い想いを綴っていたり
    ラーメンやの苦労話、本格ラーメンの作り方・・
    中でも一番面白かったのが、「ラーメンの食べ方講座?」(笑)

    東海林さんが、先生から、食べ方を伝授されますface13

    「是非それを御伝授願いたいのですが」
    「それではですね、実際に食べつつそれを御披露することに致しましょう」

    “焼き豚を右上方の位置に安置。
    「あとでね」と、詫びるがごとくつぶやいてください。”

    (うわ~焼き豚に話しかけてるよ~!!)
    ってな感じで、もうものすご~く、真剣、かつバカバカしいんですface16
    ラーメン好きのあなたも、よかったらどうぞ。
      


  • Posted by ラスター食糧(株) at 17:00Comments(0)□本